表情豊かな彼らが好き

今朝ホテルをチェックアウトし外に出たら結構な雨が。
慌ててフロントで傘を買い、さて北海道大学に行こうかと地図を見ていたらすみませんと声を掛けられました。

60代のご夫婦と知人の方3人で、始め地下鉄の駅を聞かれたのですが行き先が一緒だと分かり合流し歩いて行くことになりました。
歩きながら色々お話をさせて頂くと、まぁ不思議な事に共通点が多い！！

まず北海道。
相手方には息子さん、私には父方の祖父のお墓があります。
次に鳥取。
相手方の地元であり私の父の実家が岡山なので砂丘に行った事もありました。
そして千葉。
お父さんは私の勤め先周辺に勤められていたそう(しかも自転車で5分位の所)。
更には大学のある場所の近くの研究機関に仕事をしに行かれた事もあったと言うから偶然よりも縁を感じました。

お父さんは長年土木関係の仕事をされて来て、今は木々の剪定を行っていると話して下さいました。
剪定の話をしている中、各地方で(隣りの県でも)そのやり方が違う事を知り驚きました。
「世の中にこれしかないというやり方は余程の事で無ければ無い。だから方言の様に、一つの文化だと思っているよ」
大変勉強になりました。
お母さんも若々しくて、聞けばやっぱり山登りをされていて明日登る予定だそう。

その他約3時間でしたが本当に沢山のお話をさせて頂きました。
最後にお父さんが
「旅行はした方が良い。時間とお金は必要だけれども、一期一会の出会いがある。またいかに安く旅行をするかを考えたりするのも楽しいものだよ」
そんな風に語るお父さんとの出会いは、まさに一期一会だと思いました(一緒に撮った写真を送ってもらう為に住所交換はしましたが！)。

お別れをした後の空港行快速エアポート内でも娘さん夫婦とお孫さんが札幌市内に暮らしている方とお話したりと 貴重な経験が出来ました。

うん、希望が湧いて来た！！